袋詰脱水処理工法による汚染土の封込め施工
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概要
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袋詰脱水処理工法は,袋の透水性を利用して高含水比の粘性土や河川・湖沼などに堆積している軟弱な土を充填して脱水・減量化すると共に袋の張力を利用して積み重ねて盛土等に有効利用する工法である.また袋のろ過機能により,土粒子や浮遊物質に強く吸着している汚染物質を土粒子と共に袋内に封じ込めることができ,脱水時の排出水をきれいにすることができる.本工法を用いて港内の汚染底質除去工事が行われたので,袋のろ過性能の調査を行った.この結果使用した袋のろ過性能は十分であることが確認できた.
著者
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岡村 昭彦
芦森工業(株)パルテム・ジオ技術ユニット
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倉田 正博
芦森工業(株)パルテム製造部
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道端 秀治
太平洋ソイル株式会社,営業本部 技術営業部
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鎌田 隆清
太平洋ソイル株式会社,大阪支店 営業部
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