ホームページにおける研究成果の情報公開に関する研究―アクセス件数から見た利用状況の分析―
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概要
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本稿では,福島県農業総合センターのホームページのアクセス件数をもとに,研究成果の利用状況について分析した.トップページのアクセス件数は夏季に増加し,冬季には少なくなることが分かった.研究成果のページのアクセス件数については,掲載開始の翌月からアクセス件数が増加し,新年度の研究成果が公開されると,旧年度の研究成果のページへのアクセス件数が減少する傾向がわかった.また,個別の研究成果については,生産額・出荷量で全国上位を占めるキュウリ,トマト,ナシ,水稲等の本県の主要農作物についての研究成果へのアクセス件数が多くなる傾向が分かった.ホームページの訪問動機や研究成果の利用動機の調査が今後の課題である.