ビジネス・プロセス改善領域
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概要
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ビジネス・プロセス改善領域では、以下の2つのWGで活動を展開した。2008年度の活動は、例えば両WGのセミナーを連続して実施することで、相乗効果を発揮することが確認された。特にプロセス改善WGにおいては、プロセス参照モデルとして、プロセス共有化WGの成果を積極的に引用するようにしている。・プロセス共有化WG 『共通フレーム2007』の内容を見直すと共に、主としてセミナーの実施でその活用を推進した。セミナーからのフィードバック情報及び活用事例収集により、活用ガイダンス作成を準備している。国際的には、WG委員がISO/IEC JTC1/SC7/WG7に参加し、国内審議の内容を国際的に提案している。・プロセス改善WG モデルベースのプロセス改善としては、ISO/IEC 15504に準拠したプロセス診断改善モデル及び手法「SPEAK IPA版」の実証実験を2007年度に続き実施し、SEC成果『プロセス改善ナビゲーションガイド』シリーズの有効性を確認した。プロセス改善の手順として新しく『プロセス改善ナビゲーションガイド〜虎の巻編〜』を発行するとともに、他のSEC成果物と合わせたセミナーを実施した。プロセス共有化WGと同様にISO/IEC JTC1/SC7/WG10へのWG委員の参加を通して国際的な動きとの同期に留意している。
- 独立行政法人 情報処理推進機構 ソフトウェア・エンジニアリング・センターの論文