初期研修医のリハビリテーション科教育における自己主導型学習の導入
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概要
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当院では,2 年次臨床研修医に地域医療・保健教育の一環として,リハビリテーション(以下,リハ)科研修を行い,その学習法としてself-directed learning(SDL,自己主導型学習)を導入している.リハ科以外の専門医を志す研修医15 名を,教師主導・講義型学習を行う講義群8 名と学習者主導・実践型学習を行うSDL群7 名に分け,彼らのリハ医療に対する理解度や興味の変化を比較検討した.SDL群では講義群と比して,リハ医学への理解度と興味は大きく上昇し,指導側・学習側共に時間の有効活用が可能であった.SDLは,学習者が自己の学習ニードに応じてきめ細かな学習ゴールを設定することが可能であり,既得知識や志望進路が様々な研修医にリハ科教育を行うには,非常に有用な方法であると考えられた.
著者
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