袋詰脱水処理工法による河川底質の盛土材としての施工事例
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概要
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袋詰脱水処理工法(エコチューブ)はジオテキスタイル製の袋に浚渫土などの建設発生土を充填して脱水・減量化するとともに袋の張力を利用して盛土材や埋土材に有効利用する工法であり,土木研究所と民間各社により既に実用化されている.筆者らは充填施工能力改善のため,袋詰脱水処理工法用の環境対応型量産施工設備を開発している.今回ジオテキスタイル製の袋を用いて,河川底質を袋に充填し,脱水・減量化後盛土材として自ら利用した施工を実施したのでその施工システムと施工事例を報告する.