補強土壁モデルによる補強土壁面のクリープ変形の調査と予測
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
補強土壁をモデル化した室内実験で補強土壁面の変形の予測に関する実験を行っている.その一連の研究として今回は, 補強土壁が完成してから2 4 時間経過までの壁面のクリープ変形を測定した.その結果, クリープ変形量は, 壁面の上端から下端までの各位置で異なり中央部が最も大きかった. ジオテキスタイルに作用する引き抜き力は補強土壁面の上端から深くなるにしたがい大きくなるが, 壁面のクリープ変形量はこの引き抜き力の大きさには比例しなかった. このクリープ変形量をV o i g t モデルや提案している力学モデルで予測する方法も検討した.この結果, クリープ変形量は力学モデルで予測可能であることが示唆された.
- 国際ジオシンセティックス学会 日本支部の論文
著者
関連論文
- 水ガラス系注入材の安定性と注入固結砂の長期強度の予測
- 注入固結砂の長期強度の予測(地盤改良)
- 補強土壁モデルによる補強土壁面のクリープ変形の調査と予測
- 1626 水ガラス系薬液による固結砂の一軸圧縮強度推定の可能性