間欠跛行の鑑別診断―慢性動脈閉塞症(PAOD)と腰部脊柱管狭窄症(LSCS)の鑑別について
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概要
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間欠跛行を主訴とした患者における慢性動脈閉塞症(P)と腰部脊柱管狭窄症(S)を鑑別するために有用な検査を検討したので報告する.対象は間欠跛行を主訴に受診した136例.ankle brachial pressure index(ABPI)を測定し,グループ分類.その後足背動脈触知,立位負荷試験,姿勢因子を検討.足背動脈触知不可能P群11例,S群23例.sensitivity 61.1%,specifisity 80.5%.立位負荷試験陰性P群7例,S群25例.sensitivity 38.9%,specifisity 78.8%.姿勢因子陰性P群16例,S群49例.sensitivity 88.9%,specifisity 58.5%.今回検討した,PとSを鑑別する方法であるが,sensitivity,specifisityが満足できるほど高値となるものはなく,ABPI測定にかわりうるものはなかった.
- 日本腰痛学会の論文
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