心理的要因が疑われた腰下肢痛を呈する患者に対するSSRI(塩酸パロキセチン)の使用経験
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概要
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心因的要因が疑われる慢性の腰痛および下肢痛に対して選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)を使用した.対象および方法:症例は27例(男4例,女23例)で,平均年齢は64.6歳(23〜86歳)であった.評価はVisual Analog Scale(VAS)にて痛みの評価をした.結果:VASが半減以上となった症例を有効と判断すると,有効16例(59%),無効11例(41%)であった.有効例(16例)においてVASの変化は投与前6.3(4〜8)から投与後1.9(1〜4)に改善した.心因性の関与の強いことが疑われる患者に対しては有効な治療法のひとつと考える.
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