投稿論文審査を<検査>する : 論文審査に際して起こっていることと体質
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概要
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論文の査読に際してこれまで経験した問題を一つずつ思い返しながら列挙してみた。査読者個人の問題や編集委員会自体の問題もある。査読者は論文審査にあたっては十分な能力と熱意が要求される。また、正当な判断によって査読するのは言うまでもない。査読者の胸先三寸で当否が決まるのはもっての外である。しかし、審査を受けない論文の方が自由に書けているものがあり、遥かに審査を受けた論文よりレベルの高いものがある。学問は自由を失ってはならない。ならば査読の枠をどのように定めるかがこれからの課題になるだろう。
著者
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