日本におけるエレクトロニックライブラリーの現状と展望
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概要
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本稿は,GALE-NICHIGAIレファレンスシリーズ発刊記念ジョイントフォーラム「21世紀における新しい情報サービスの展開」においてなされた講演を収録したものである。演者は,まずエレクトロニック·ライブラリーの定義を確認し,その一つずつに関し我が国での実現化の状況を,国立大学,私立大学,公共図書館別に説明した。それによると,コンピュータの導入はかなりの率でなされているものの,LANの整備などのネットワーク環境は国立大学ではある程度整っているが全体的には未整備であるとしている。またコンピューティングパワーの活用では,電子資料,とくにCD-ROMの利用が不可欠であるとして,その利用状況を報告,分析している。最後に,在宅利用などの新しいサービスを可能とするエレクトロニック·ライブラリーを実現していくためには,急速に進展している情報の電子化やネットワークの形成を重要なインパクトとして受けとめ,積極的に利用していくことが必要であると説いた。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
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