続·科学技術の興亡 : 第3回 1870年代の世界と科学技術—岩倉使節団が見た欧米の科学技術事情— (1)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
明治政府は, 維新後早々に, 岩倉具視を団長とする大型使節団を, 欧米に派遣しアメリカ, イギリス, フランス, ドイツ等の先進国の政治, 経済, 科学技術について調査を行った。当時1870年代は, 世界的に見て, 科学技術の活動の中心が, イギリスやフランスから新興国ドイツ, アメリカヘ移りつつあった。このような過渡期の科学技術の事情を直接見ることができた使節団の報告は, その後の日本の近代科学技術の導入に大きな影響を与えた。
著者
関連論文
- 続·科学技術の興亡 最終回 : —21世紀へ向けた科学技術の構造改革(2)—19世紀末の主要国における科学技術の構造改革とその教訓—
- 続·科学技術の興亡 最終回 : 21世紀へ向けた科学技術の構造改革(1)—19世紀末の主要国における科学技術の構造改革とその教訓—
- 続·科学技術の興亡 : 第3回 1870年代の世界と科学技術—岩倉使節団が見た欧米の科学技術事情— (1)