情報社会の知的所有権 : Webページによる権利侵害と通信設備設置者の責任
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
WWWは，簡便で印象的な表現手段として，多くの者が利用できるようにすべきである。しかし，Webのページが他人の権利を鋭く傷つける凶器ともなり得ることを考慮すれば，インターネットプロバイダは，身元不明の者にWebサーバを利用させてはならない。顧客が他人の権利を侵害したことが明らかな場合には，プロバイダは顧客の住所・氏名を被害者に開示する義務を負う。顧客が明白な侵害行為を繰り返すおそれが明らかな場合には，顧客との契約を解除して，被害者に損害が生じないように配慮する義務がある。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
著者
関連論文
- 被保証債権者優先の視点から見た破産手続開始時現存額主義
- 受託保証人の破産--求償権とこれを被担保債権とする抵当権について
- 破産法一四八条三項について
- 主債務者の破産と保証人の求償権--受託保証人の事前求償権と無委託保証人の事後求償権を中心にして
- 信託と訴訟手続の中断・受継
- 負担付遺贈及び信託の関係人の破産
- 最新判例批評(19)破産宣告を受けた地方公務員の自由財産に属する退職手当の中から給与支払機関が地方公務員等共済組合法115条2項の規定に基づいてした破産債権への支払いの効力(最二判〔平成〕18.1.23) (判例評論(第577号))
- 売却のための保全処分等 : 民事執行法五五条の二を中心にして
- 岩崎憲次先生の思い出 (岩崎憲次先生送別文集)
- 村井正先生の思い出 (村井正先生送別文集)
- 債務者には主張し得ないが第三者には主張することができる債権譲渡 : 譲渡禁止特約の効力の相対的制限は可能か?
- 最新判例批評(26)他人の権利を譲り受けて訴訟等の手段によってその権利の実行をすることを業とする行為が弁護士法73条に違反するとはいえない場合(最三判平成14.1.22)
- 岸井先生の思い出 (岸井貞男先生送別文集)
- 法律学教材の開発とウェッブ上での公開 (特集=情報技術革新と法科大学院教育) -- (教室でのIT活用の実践)
- 明渡執行の実効性確保 (特集 担保・執行法制のあり方--中間思案をうけて)
- 共同著作物と共同訴訟
- 代表訴訟における貸出稟議書の提出命令と最高裁最新判断(平成12.12.14第1小法廷決定)
- 買受けの申出をした差押債権者のための保全処分(第68条の2)
- 著作権に対する金銭執行 : 比較法的考察
- 買受けの申出をした差押債権者のための保全処分(68条の2)
- 免責-不許可事由と効果を中心に ((特集)ケ-スで考える企業倒産・個人破産)
- 第23回総合研究会報告 著作権に対する金銭執行--比較法的考察
- 負担付遺贈及び信託の関係人の破産
- コンピュ-タ・アニメ-ションの著作者と著作権の範囲 (第17回総合研究会〔関西大学法学研究所〕)
- 債権執行による差押えと物上代位権の行使としての差押えとが競合した場合に双方の差押債権者に対し二重に弁済した第三債務者の執行債権者に対する不当利得返還請求権(最高裁判決平成9.2.25)
- Webブラウザーを利用した債権回収ゲームソフトの制作の試み
- 債権の順位・多数債務者関係・担保権
- 建築工事の中断により敷地上に建物が存在しない状況において建築業者の当該敷地に対する商事留置権が否定された事例(東京高裁決定平成6.12.19)
- 情報社会の知的所有権 : Webページによる権利侵害と通信設備設置者の責任
- Webページによる権利侵害と通信設備設置者の責任 :- インターネットプロバイダーと大学について -
- 著作権に対する強制執行(3・完)
- 著作権に対する強制執行(2)
- 著作権に対する強制執行(1)
- 職業の継続に必要な動産の差押禁止
- 仮差押解放金の供託による仮差押えの執行の取消しと時効中断の効力(最判平成6.6.21)
- 免責を得られなかった破産者の再破産--免責制度の憲法上の根拠の検討を含めて
- 一部免責の可否--一部の債権を除外した免責を中心にして (カ-ド破産と免責) -- (免責をめぐる理論上の問題点)
- 抵当権者の損害賠償請求権と所有者の損害賠償請求権--不真正連帯債権か物上代位か〔含 資料〕
- 手形と破産--破産法53条,57条,73条について
- ドイツ普通法の破産訴訟について--包括主義・吸収主義を中心として
- 「通常民事訴訟体系・第3版」-13-