特許固有の引用情報を考慮した特許文献の重要度算出方式の検討
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概要
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本研究では,特許文献間の引用関係を解析することで重要特許を発見する方法について評価した。他の特許からの引用が多いほど重要特許である可能性が高いと仮定し,引用関係に基づいて特許の重要度を計算する。特許引用に固有の情報としてどういったものが重要度の計算に有効であるかを検討した。その結果,「出願人引用の方が審査官引用よりも特許の重要度計算に適している」,「自社引用の方が他社引用よりも特許の評価に有効である」という知見を得ることができた。実験により,これら重要度計算に有効な知見の妥当性を確認し,最大で上位50位までに約65%の重要特許の例が表れる結果を得た。
- 独立行政法人 科学技術振興機構 研究基盤情報部の論文
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