日本におけるオープンコースウェアの現状と課題・展望
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
オープンコースウェア(OCW)はMITが2001年に開始した「大学で正規に提供されている講義についての情報のインターネットによる無償提供」である。日本では2005年5月に大阪大学,慶應義塾大学,京都大学,東京工業大学,東京大学,早稲田大学の6大学で一斉に本取り組みを開始した。日本でのOCW活動は本年の4月に日本オープンコースウェアコンソーシアムが設立され,試行の段階から本格普及を目指す段階に入った。本稿では活動の現状を紹介するとともに,これまでのほぼ1年間での取り組みを通じて明らかになった課題・展望などについて述べる。
著者
関連論文
- オープン映像コンテンツ共有環境の構築と実践 : OCWにおける映像コンテンツ共有実験(ユビキタス・モバイル学習環境/一般)
- 教育工学研究会の果たすべき役割(教育工学研究の歴史と未来-40周年記念研究会-)
- 日本におけるオープンコースウェアの現状と課題・展望
- オープンコースウェア : 大学の講義アーカイブ(デジタル映像アーカイブ)
- 10-103 慶應義塾大学でのオープンコースウェア : 最近の講義映像公開を中心にして(オーガナイズドセッション「オープンコースウエアとその活用」-I,口頭発表論文)
- 10-101 日本でのOCW活動の現状と展望 : コンソーシアム活動の経緯・現状・課題・展望を中心として(オーガナイズドセッション「オープンコースウエアとその活用」-I,口頭発表論文)
- 企業におけるe-Learningの先進的研究開発(特別講演) : 最近のトピックスを中心として(e-Learningにおける先進的研究開発 : 知的システムなど/一般)
- 集会報告 : 『高等教育オープンコンテンツに関する知財セミナー』
- 10-212 オープンコースウェアの世界の動向 : MITおよび国際コンソーシアムの活動を中心として(口頭発表論文,オーガナイズドセッション「オープンコースウエアとその活用」-I)
- 10-218 慶應義塾大学におけるOCWの取り組み : 経緯・現状・展望(口頭発表論文,オーガナイズドセッション「オープンコースウエアとその活用」-I)
- 10-213 日本におけるオープンコースウェア(OCW)の展開 : JOCWの活動を中心として(口頭発表論文,オーガナイズドセッション「オープンコースウエアとその活用」-I)
- オープン講義映像の共有・利用環境の構築
- オン・ザ・スポット 日本のオープンコースウェアの現状と展望
- 大学における講義情報公開 : 慶應OCWにおける課題の抽出と分析