スキルデータから見た知的財産人材の現状〜経験則に基づく知的財産人材論の検証
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概要
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現状の知的財産人材像あるいはそのスキルを定量的な形で把握するため,これまで一般に考えられてきた経験則に基づく人材論について,知的財産検定1級(特許)の受検者のスキルデータおよびアンケートデータを集計・分析して検証を行った。その結果,知的財産人材(特許系)の75%が他部門経験者であった。また,知的財産人材(特許系)の90%が理系出身者であった。さらに,知的財産人材(特許系)の出身学部系統と特許スキルとの間にはほとんど相関がなかった。以上,現状の知的財産人材像・スキルに関する3つの結果あるいは結論を得た。