電子文献の参照をどう書くか―SIST 02補遺の公刊にあたって―
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概要
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電子文献は従来の紙文献と異なる特質を持つ。安いコストでだれもが情報を発信できる反面,その文献の帰属先を特定しにくい,参照したときのロケーションが変わったり,時に消失することもあるなど,参照にあたっての留意すべきことがある。電子文献を紙文献と併せて参照する基準として,SIST 02と整合する「補遺」のかたちで「電子文献参照の書き方」が作成された。2001年秋には公刊される。基準作成にあたっての基本的考え方を述べ,記述の例を示した。電子文献はいま変化の最中にあり,その中で参照記述の基準が使われながらリファインされることが期待される。最後に国際基準との関連について触れた。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文