名古屋大学におけるWebCTの日本語化と大学教育用情報基盤の今後
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概要
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本稿では,北米の高等教育機関におけるe-Learningプラットフォームとして最も普及しているWebCTの現状について述べるとともに,1998年から名古屋大学情報メディア教育センターで行われているWebCTの日本語化活動の現状および利用事例についても述べる。また,WebCTの活動を通じて見えてくるトレンドとして (1) 学務情報システムとの連携 (2) キャンパスポータルとの連携を紹介する。近い将来,日本の大学教育においても (1) WebCTのようなコース管理システム (2) 学務情報システム (3) それらのエントリーポイントとなるキャンパスポータルは,必要不可欠なものになると考えられる。これらを活用したインターネット時代の大学教育用情報基盤が整備されるためにも,まずは,その核となるWebCTのようなコース管理システムの普及が望まれる。
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