XMLと情報共有
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概要
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本稿では,始めにインターネットなどネットワーク上で共有される情報に対する基本的な要件を示し,XMLが備える構造的な情報表現能力が極めて汎用的なものであって,その要件を満たすことを説明する。また,インターネット上の分散環境における情報利用の観点からXMLの利用特性を示す。次に,現状のHTMLで実現されているインターネットの情報共有における問題点を明らかにし,それらの多くがXMLの利用によって解決可能であることを示す。最後に,現実的なXMLによる分散的な情報共有の事例として,RDF(Resource Description Framework)を利用した論文情報の共有システムの例を示す。
著者
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池田 実
東芝アドバンストシステム(株) ソリューション事業推進部 EC/EDI XML応用グループ
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角井 恒
東芝アドバンストシステム(株) ソリューション事業推進部 EC/EDI XML応用グループ