わが国の未来を拓く科学技術政策
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概要
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1980年代以降日本を取り巻く環境は大きく変わった。重工業から知的産業にシフトし,今や経済が知識によって,科学技術によって駆動される時代になっている。1996年に第一期の科学技術基本計画が策定され,日本の科学技術予算が急速な伸びを示した。2001年に入り,行政改革に伴って科学技術会議は総合科学技術会議に再編され第二期の科学技術基本計画が策定された。同計画の2本の柱は,科学技術の4重点分野,ライフサイエンス,情報通信,環境,ナノテクノロジー・材料の設定と,科学技術研究開発システムの改革とである。産学連携,自由な発想による研究の尊重,国際的な競争力の育成,若手研究者および科学技術教育が課題となっている。重点分野のうちのライフサイエンスに関して,ポストゲノム研究,ポストジェノミックスの研究について言及した。
著者
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