Dublin Core Metadataの紹介
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
インターネット上のホームページ作りで利用されているHTMLタグのエレメント(<p></p>,,<html></html等>)は,ドキュメントの体裁や配置などを指示するものである。一方,Meta(メタ)のエレメントはドキュメントの内容(コンテンツ)を明らかにすることができるものである。最近,メタエレメントが注目を浴びているのは,いくつかのサーチエンジンがホームページに内蔵されたメタエレメントを「読み込み」,的確なドキュメント発掘に寄与しているからである。図書館のカード目録の時代から機械可読の時代を経てインターネットの時代になると,テキスト全文を検索する手法では対処できない多様な形態が出現したため限界に突き当たってしまう。そこで新しい基準を設定し,より高い適合率でWeb上の情報資源(ディジタル情報)を確保する必要が生じてきた。この新しい基準の一つとして注目を浴びているDublin Core Initiativeとして提案している15の要素を説明する。