工学分野における次世代研究探索プログラムの成果と展望
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概要
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本誌平成11年(1999年)6月号(Vol.42 No.3)において紹介した「次世代研究探索プログラム(理学編)」(平成9年度実施)に引き続き,平成10年度には工学分野においても同様のプログラムが実施された。それは,工学分野における21世紀の新しい研究テーマを探索する試みである。次世代の新しい工学研究のシーズは現時点においてすでに芽生えているという仮定のもとに,それがどのようなものであるかを明らかにし,それをいかに育てていくかを検討することが現下の急務である。次世代研究探索プログラムはそうした試みの一つである。探索方法は,「シニア・レビュー+ピア・レビュー融合方式」により実施された。本稿においては,同プログラムの調査結果を紹介し,結果を踏まえて21世紀の工学像を展望した。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文