新時代における情報提供術 第2回 シングルソース・マルチユースの試み DATAPALの実例より:シングルソース・マルチユースの試み―DATAPALの実例より
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概要
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「必要最小にして十分な情報・時事用語を収録したコンパクトな年刊事典」を基本コンセプトに発刊されて10年。いま,DATAPALはその姿を大きく変えつつある。鞄に入るデータベース書籍を目指してきたDATAPALだが,いまや書籍のみならず,電子ブック,CD―ROM,さらにはインターネットにまで展開され,多様化する読者のニーズに応えて進化を続けているのである。その進化の根底にあるのは,「シングルソース・マルチユース」の考え方。ディジタル時代の出版の新しい形を追求しようという試みの一つといっていいだろう。本稿では,こうしたシングルソース・マルチユースを実現するための方法論を,DATAPALを例に検証する。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文