ルテニウム含有ポリオキソモリブデートの合成と過酸化物を用いた液相酸化触媒特性
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概要
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Na4(NH4)[RuMo7O25]・8H2Oの組成をもつルテニウム含有ポリオキソモリブデート(RuMo7)の針状結晶を高い再現性で合成した。RuMo7をセチルピリジニウムカチオンで修飾し、その触媒特性をt-ブチルヒドロペルオキシドあるいは過酸化水素(H2O2)を用いるシクロヘキサノールのシクロヘキサンへの酸化反応で評価した。RuMo7は前者の反応において高い反応速度を示すこと、およびH2O2分解に高い活性を示すことがわかった。
著者
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松原 凱男
近畿大学大学院総合理工学研究科
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大中 友宏
近畿大学大学院総合理工学研究科物質系工学専攻
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橋本 圭司
近畿大学大学院総合理工学研究科物質系工学専攻
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古南 博
近畿大学大学院総合理工学研究科物質系工学専攻
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計良 善也
近畿大学大学院総合理工学研究科物質系工学専攻
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計良 善也
近畿大学大学院総合理工研究科
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古南 博
近畿大学大学院総合理工研究科
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