軸対称二核高スピンコバルト(II)錯体の磁化率解析ソフト「名称:MagSaki」の開発
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概要
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二核高スピンコバルト(II)錯体の磁化率解析を行うことができるソフトウェア(名称: MagSaki)を新規に開発した。このソフトは,(1)等方的な正八面体型単核コバルト(II)錯体,(2)(三回軸または四回軸について)軸対称にひずんだ正八面体型単核コバルト(II)錯体,(3)等方的な二核コバルト(II)錯体,(4)軸対称にひずんだ正八面体型二核コバルト(II)錯体,(5)正四面体型で軌道角運動量を考慮しないコバルト(II)錯体の(スピンオンリーの)場合などについて,磁化率や有効磁気モーメントの解析を行うことができる。特に(4)の軸対称の二核コバルト(II)錯体の場合の取り扱いは,我々が開発したもので,多くの方がこの方法を使えるようにという目的で開発した。
- 化学ソフトウェア学会の論文
- 2001-12-01
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