アルツハイマー病の大規模遺伝子解析

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• 高齢社会を迎えた今日, 豊かで健康な日々を楽しむ健康寿命を延ばすことは私たちの願いである. 高齢者疾患を克服する医療は国民的な課題となっている. ｢軽い物忘れ｣からやがて｢噛んでも飲み込むことがわからない｣状態に進行する認知症は, 本人のみならず家族も巻き込む社会的な疾患と考えられる. アルツハイマー病脳の病理は30年をかけて静かに進行し, 症状を自覚した時点で, 既に手遅れの不可逆的変化となっている. したがって, 健康脳の段階から個人個人が遺伝的発症リスクを知り, 早期の根本治療あるいは予防に努めることは最も重要となってくる.

• 新潟医学会の論文

著者

• 桑野 良三

  新潟大学脳研究所附属生命科学リソース研究センター 遺伝子実験部門

関連論文

• アルツハイマー病の大規模遺伝子解析
• 1 アルツハイマー病と遺伝子(第622回新潟医学会,認知症のすべて)
• アルツハイマー病診断・評価基準試案
• リスクファクターとしての遺伝子
• ゲノムスキャンによる日本人のAlzheimer病危険因子同定の試み (第1土曜特集 脳科学の先端的研究--遺伝子から高次機能まで) -- (神経の疾患)
• 大規模多型解析システムについて (特集 ポストゲノム時代の神経疾患の分子遺伝学)
• アルツハイマー病の大規模遺伝子解析

スポンサーリンク