'庄ダイコン'における抗酸化能の特性及び収穫時期と被覆資材の違いが根皮色調に及ぼす影響
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概要
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愛媛県松山市庄地区の在来種'庄ダイコン'は,県内で栽培される主な青首種に比べて抗酸化能が高く,なかでも抽根部付近の根皮部位が高かった。この結果には抗酸化成分である総ポリフェノール含量が起因していると推察された。また,収穫時期を遅くする,紫外線を反射しやすい被覆資材を使用するといった栽培の各種条件は'庄ダイコン'の根皮色調に影響を及ぼし,ポリフェノールの一種であるアントシアニン含量が増加することで赤みが向上した。
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