明治末期日本人の中国人日本留学に対する認識
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概要
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清末の中国において、近代化を推進するのに日本を師に仰ぐのは一番の近道だと思われた。その具体策として、留日学生の派遣、日本人教習の招聘、日本書の翻訳などが挙げられるが、明治末期の留学生は数量的にも多く、果たした役割が大きかった。この時期の中国人日本留学に対して、日本人はどういう認識を持ち、また留学生たちをどう扱っていたか、明治末期の新聞雑誌に見る関連記事を中心に、ほかの資料を交えながら、考察する。
- 国際日本文化研究センターの論文
- 1998-09-30
国際日本文化研究センター | 論文
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