保育者養成における実践的教材としての「木育」 : 学生の「学び」の深まりを中心に
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概要
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本研究は, 保育者養成における「木育」の実践がその後の造形領域における授業や実践, また教材研究など, 学生にとってどのように「学び」の深まりへとつながっているか, その有効性について明らかにした。「木育」に参加した学生17名への質問紙調査を中心に, 作品制作や教材研究に対する取り組みについての聞き取り調査および行動観察を行った結果, 「木育」の実践が, 自然や人とのふれあい・関わり方, 材料の捉え方, 作品を通した感覚の大切さ, 表現力の大切さなどを考えて取り組むことが明らかとなり, 造形領域に関わる実践的教材として有効であることが導出された。
- 京都女子大学発達教育学部の論文
- 2014-02-10
京都女子大学発達教育学部 | 論文
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