模型スターリングエンジンの性能に及ぼす熱再生器の伝熱面積と無効容積の影響
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概要
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The thermal efficiency of a Stirling cycle with incomplete heat regeneration was theoretically shown to depend strongly on both the compression ratio and the efficiency of the heat regenerator in our previous work. In order to test, experimentally, whether this theoretical result is applicable to model Stirling engines, nine regenerators with different wetted areas as well as different dead volume matrixes were applied to a beta type model Stirling engine working under the same temperature ratio. By relating the wetted area and the dead volume to the heat regeneration efficiency and the engine compression ratio respectively, the effects of the latter are clarified. 著者らは既報で実際のスターリングエンジンにおける熱再生の不完全性に着目して熱再生が不完全なスターリングサイクルに対し熱力学解析を行い，サイクル熱効率の，熱再生器の再生効率並びに圧縮比への定量的依存関係を示した。本報では，β形の模型スターリングエンジンを用いて，伝熱面積並びに無効容積が異なる９種類の熱再生器をエンジンへ適用することにより，再生効率と圧縮比によるエンジン性能への影響を実験的に調べ，理論的解析結果との比較を行った。
- 広島国際学院大学の論文
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