CTについて
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概要
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(はじめに)Computed tomography(CT)は,医療におけるエレクトロニクスの応用としてmagnetic resonance imaging(MRI)とならんで最も成功したモダリティの1 つであると言われ,現在まで医師の診断のために重要な役割をはたし続けてきた.開発当初から,まず横断像が得られることが,病変の3 次元的な位置を特定可能として大きな進歩をもたらし,X 線撮影とは比べものならない高いコントラスト分解能も病変の確定診断に大きく寄与した.さらに1990 年ごろ開発されたヘリカルスキャン[1, 2](寝台の連続移動によるスキャン機構)は,革新的な高速化をもたらし,後のマルチスライスCT への発展の足がかりとなって,高コントラストだけでなく,X 線撮影に迫るような高解像度を実現しつつある.本稿では,このCT 装置について過去の技術発展を振り返りながら今後の展望について考えてみたい.
- 医用画像情報学会 = MII: Japan Society of Medical Imaging and Information Sciencesの論文
医用画像情報学会 = MII: Japan Society of Medical Imaging and Information Sciences | 論文
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