つながりを重視する職員の自主的勉強会「むすび塾」の活動
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概要
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本稿は、専任事務職員がSD活動の一環として取り組んでいる自主的勉強会「むすび塾」の活動報告である。 本学では、過去にも有志職員が数度にわたり勉強会を立ち上げSD活動を展開してきたが、主催者の運営負担が重く、長期にわたり活動を継続することが困難であった。そもそも自主的勉強会は、その設立動機に主催者の意向が強く反映される一方で、意向が強いほど主催者の運営負担が増加する傾向にある。 むすび塾では、これらの背景を意識し、参加者による課題持込型の実施形態をとることで、個々人の課題発見能力や自主性を促し、運営している点を大きな特徴としている。本稿では、むすび塾の理念や目的、活動実績を示すことで、本学における新たなSD活動の一例を示し、本学職員の自己啓発意欲の向上並びにむすび塾の活動のさらなる活性化を目指すこととしたい。
- 京都産業大学の論文
- 2013-03-31