「公共の精神」を養う教育についての一考察--「公共」の多義性を巡って
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概要
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教育基本法の改定を踏まえて、2008年に学習指導要領が抜本的に改正された。その主要な改正な点の一つに、「公共の精神」が挙げられる。しかし、「公共の精神」が何を意味しているのかが明確になっているわけではない。本研究では、教育基本法の改正の議論の中で出てきた「公共性」を「規範/共通価値としての公共」として批判的に検討した。その上で、それとは異なる「公共の精神」のあり方として、「共感/信頼としての公共」、「正義としての公共」、「社会参加としての公共」を提示した。
- 梅光学院大学の論文
- 2011-01-31
梅光学院大学 | 論文
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