生物竹炭による水質浄化に関する研究
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概要
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竹炭と竹炭に微生物を付着させた生物竹炭によるモデル排水(界面活性剤等の有機物および無機塩の混合溶液)の浄化処理試験を行った。竹炭は炭化温度別に3種類を実験に供した。微生物は下水処理場等から採取した活性汚泥を馴化培養して、一般生菌数のもっとも多いものを実験に供した。浄化処理試験の結果、界面活性剤除去性能は、竹炭では炭化温度が高いほど増加し、生物竹炭では更に向上した。また、化学的酸素要求量(以下、CODと略記)除去性能は、竹炭では低かったが、生物竹炭では炭化温度が低いほど増加し、いずれの場合も竹炭よりも生物竹炭の処理効果が高いことを確認した。
- 宮崎県工業技術センターの論文
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