イワガキの大腸菌浄化手法の確立
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概要
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全国的に出荷量の多いマガキの浄化手法を基に作成された「イワガキの衛生管理マニュアル」に示された手法において,イワガキでも確実に大腸菌が浄化されることを検証するため浄化試験を実施した。室内実験の結果,マニュアルと同量またはそれ以上の換水を行った場合,大腸菌は確実に排出されるが,無換水条件では24時間後に生食用カキの基準値を超える大腸菌数が検出された。生産現場においても,適正な方法で浄化することにより,大腸菌は確実に排出されることが明らかとなった。マニュアルの遵守、養殖漁場及び浄化水槽の衛生状態を定期的に監視することで,危害リスクを抑えることが重要と考えられた。
- 2012-03-00
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