上場地域における超大粒ラッカセイ「おおまさり」の生育特性について
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概要
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地域特産品目の創出を目的に、超大粒ラッカセイ「おおまさり」を2010,2011年に栽培を行なった。海浜台地生物環境研究センター上場実験圃場において、2010年では6月4日、2011年では6月9日に播種した。その結果、比較品種のナカテユタカに対して、おおまさりは栄養成長が旺盛であり、子実成長期間は長く、子実1粒重は約1。5倍大きかった。また10月上旬に莢数および莢重とも最大になったことから、収穫時期は10月上旬までがよいと考えられた。また、おおまさりの子実中のアミノ酸および糖含量は、ナカテユタカに比較して成熟期に近い10月中旬では差異はなかったが、生育途中、つまり種子が未熟の段階では、明らかに高く、成熟前の莢をゆでて食する場合には味が良いことが示唆された。
- 2011-12-00
著者
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