スプレーカーネーション「カーネ愛知4号」及び「カーネ愛知5号」

概要

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スプレーカーネーションの新品種「カーネ愛知4号」は、2003年に濃赤桃色の県育成系統「01sp11-1」を子房親に、桃色の県育成系統「00sp99C50A」を花粉親として交配して得られた実生から選抜し、2009年に育成を完了した。本品種は、紫ピンク(JHSカラーチャート9203)の花色で、花弁数が多く花径が大きい。茎は太く硬い。開花の早晩は中晩性で6月下旬定植における開花期は、ll月下旬である。「カーネ愛知5号」は2004年に淡黄色の県育成系統「01sp23F68A」を子房親に、黄緑色の県育成系統「02sp349D111B」を花粉親として交配して得られた実生から選抜し、2009年に育成を完了した。本品種は、大変鮮やかな黄緑色(JHSカラーチャート3305)が特徴で、花径は小さめだが花蕾数が多い。茎は太くはないが強度は十分であり、スプレーフォーメーションも優れている。開花の早晩は中生で6月下旬定植における開花期は、11月上旬である。
愛知県農業総合試験場の論文
2011-12-00