北海道南部の北斗市沖から採集された雌雄同体のトラフグTakifugu rubripes
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概要
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今回漁獲されたトラフグの生殖腺を調べた結果,これまでに報告されたことのない雌雄同体タイプの生殖腺であったため報告する。また,トラフグの雌雄同体個体の形態学的な情報はこれまで報告されたことがないため,合わせて報告する。計数・計測方法はDekkers(1975)に従った。脊椎骨および各鰭の計数は軟X線写真を用いて行った。あわせて,生殖腺体指数(生殖腺重量/体重×100%)を計測した。また,生殖腺はYamamoto and Yamazaki(1961)に従い,ブアン氏液で固定,パラフィン包埋した後,5μmの薄片切片を作製,ヘマトキシリン-エオシン二重染色を施した。本研究に用いた標本は北海道大学総合博物館魚類標本(HUMZ)として登録,保管されている。
- 2011-06-00
著者
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