総合的な学習の時間における放送番組「メディアのめ」を活用したメディアリテラシー教育の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第262集『社会とつながる学校教育に関する研究』 藤川 大祐 編"Research on School Education Connected with Society" Report on the Research Projects No.262日本においては、メディアリテラシー教育の普及はまだ十分ではないという指摘がある。そこで、本稿では、2012年4月に始まった「メディアのめ」という放送番組の教材としての可能性について検討する。「メディアのめ」をみると、その活用方法には、(1)モデル指導案にもとづいた活用、(2)1放送を複数の時数に分けての活用、(3)1放送の必要な部分のみを抽出しての活用、(4)「メディアのめ」を視聴させる授業に他の授業を組み合わせるという活用、(5)教材研究での活用という方法があると考えられる。また、実際に筆者が構想・実践した事例を取り上げ、「メディアのめ」を授業という複雑な文脈にいかに取り入れるかが重要であるかということを検討した。
- 千葉大学大学院人文社会科学研究科の論文
- 2013-02-28
千葉大学大学院人文社会科学研究科 | 論文
- 戦後都議会の変容と政党システム
- 政治的リーダーシップ : 90年代の東京都政
- 日本における韓国大衆文化受容 --『冬のソナタ』を中心に--
- アイヌ語の名詞抱合
- アジア諸国の産業構造の多様性 -国際産業連関表に基づいた進化論のアプローチ-