高品質豚肉生産のための飼料米給与技術の開発
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概要
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飼料米を肥育期に給与することで、脂肪の質の変化を得る効率的な配合割合及び給与時期について検討を行った。その結果、飼料米給与により脂肪の質を変化させた特色ある豚肉を生産するためには、配合割合を15%とし、肥育後期の40日間給与する方法が効率的であった。また、飼料米を配合した飼料を給与しても、慣行飼料給与と遜色なく発育し、同等の肉質を得ることが確認できた。研究所で得られた成績を基に、県内養豚農場において実証実験を行ったところ、飼料米を15%配合して肥育後期に給与することで、皮下脂肪内層の多価不飽和脂肪酸割合が低下した特色ある豚肉を生産することが可能であった。
- 2011-07-00
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