没食子酸エステルのシロアリの喫食性に対する効果
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概要
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没食子酸と種々のノルマルアルコールとのエステルを合成し,イエシロアリの喫食行動に与える効果を評価した.その結果,没食子酸エステルのアルキル鎖の長さ(Cn)により,シロアリの喫食性に対する効果は大きく変化することが明らかとなった.つまり,特定の長さのアルキル鎖を持つ没食子酸エステル(C8~C12)がイエシロアリに対する高い喫食阻害活性を示した一方で,それらとは異なった長さのアルキル鎖を持つ没食子酸エステル(C17~C19) は,イエシロアリに対する高い喫食促進活性を示した.
- 2011-02-00
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