耐湿性草種による水田放牧技術の開発
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概要
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水田での生育に適した耐湿性牧草を選定するため,耐湿性草種としてレッドトップ,リードカナリーグラスの2品種(ベンチャー,パラトン) ,対照草種としてオーチャードグラス(普通種)とトールフェスク(普通種)をほ場に播種造成し,生産量を調査したところ,レッドトップとリードカナリーグラスは対照草種と同様の生産量を示し,耐湿性草種間では生産量に差は見られなかった。耐湿性草種の栽培技術を解明するため,ほ場に耕起造成と不耕起造成の処理区を設け,レッドトップとリードカナリーグラス(ベンチャー)の生産量等を調査した. レッドトップは,不耕起による造成でも十分に定着し,リードカナリーグラスでは,耕起鎮圧を行っと定着が早く進行することがわかった。
- 茨城県畜産センターの論文
- 2010-11-00