中山間棚田における建設足場資材利用園芸ハウスの施工技術の実証と改善方向
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概要
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片屋根型を中心にした建設足場資材利用園芸ハウスを3か所の現地に施工し、課題抽出を行うとともに改善方向を検討した。1)スパイラル基礎杭の水平耐力の向上を図るため、支柱差し込みパイプを20cm延長し土中に貫入できる形状に改良した。これにより同一水平加力による変位量を半分以下に抑えることができた。2)資材コストについては、単棟で2〜3a規模であれば、骨組みで1平方メートル当たり3.5千円にとどまるが、1aに満たない場合は妻面の占める割合が多くなることから、資材コストは約5千円と割高になった。3)改善事項のうち、敷地全面への防草シート敷設では風対策としてシート押さえを徹底すること、方づえ取付クランプなどへの軟質カバー取付によるフィルムや防虫網破れ防止など、それぞれ対処することができた。
- 2010-02-00
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