冷水病保菌親魚から人工種苗生産したアユの保菌検査
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概要
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アユの冷水病は内水面漁業に甚大な被害を与えており、河川へのアユ種苗の放流時には、非保菌種苗を放流することの重要性が指摘されている。冷水病はサケ科魚類においては垂直感染することが既に報告されており、多くのアユ種苗生産機関で冷水病が発生していることや、アユの成長に伴う様々なステージで冷水病原因菌(以下、冷水病菌と略す)が検出されていることから、アユにおいても垂直感染の可能性が強く疑われてきた。このため、非保菌種苗を生産する手段として、保菌親魚に対する薬剤や注射ワクチンの投与、高水温飼育、受精卵の消毒等が検討されてきた。本調査では、上記の手段を一切行わず、冷水病保菌親魚から生産した種苗を隔離飼育し、発病の有無及び保菌の有無について産卵期まで追跡調査したので、その概要を報告する。なお、PCR検査で陰性であった群であっても、成熟期まで飼育すると発病する例があり、検査対象群の保菌状況を調査するには成熟期まで隔離して調査することが賢明とされている。
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