「ゆとり教育」とは何であったか (特集「学力問題」を考える)
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概要
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現下の学力低下論は「学力とは何か」「全ての子どもに共通に修得させるべき学力とは何か」という基本的な問いを欠いたまま進行し、「学力低下」がお題目として唱えられるというような危険な現象を生んだ。本稿では、こうした事情を踏まえ、第一に国際学力調査は我々にどのような課題を提示したのかを探った。その上で、「ゆとり教育」の目指すところこそ、今、世界がスタンダードとする学力につながるものであったはずであったこと、また、それが我が国では忘れられつつある生涯教育(現代の日本で言われる生涯学習ではない)から導かれたものであったことを論証する。
- 文教大学の論文
- 2005-00-00
文教大学 | 論文
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