高齢期に「幅広い効用をもたらす学習」--ロンドン大学教育学院の報告書から
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概要
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高齢期を安寧に過ごすためには、いろいろな面からの支援が必要である。筆者は、その中で最も有効なのは学習による支援であるという視点で研究を進めている。本稿の目的は、高齢期に学習に参加することは、単に学んだことの成果以外により幅広い効用があることを明らかにすることである。ロンドン大学教育学院より出版された文献の詳細な分析から、高齢期の学習参加の効用は、高齢者個人の身体面、精神面、社会面、経済面のみならず、広く社会全体に効果があることを明らかにした。
- 日本生涯教育学会の論文
- 2005-00-00
日本生涯教育学会 | 論文
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