情報リテラシー教育はレファレンス・ワークをどのようにその一構成部分とするか : 看護系院生・学生等を対象とした大阪大学生命科学図書館の経験から
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概要
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本稿では情報リテラシー教育のあり方,特に教室での一斉教育とレファレンス場面での日常的な個別対応における教育との関連および結合について考える。そのため大阪大学生命科学図書館における8年余の看護系学生・院生・教職員に対する両形態の教育活動を報告・分析し,考察する。その結果両者は補い合い,相互にその基盤を提供し,強化し合う関係にあることを確認し,さらに,教育活動が図書館の専門性に立脚した生命力あるものとなるために個別対応の充実が不可欠であることを主張する。This paper discusses the nature of information literacy education, particularly how individualized instruction on a daily basis at the reference desk relates to and is integrated with lecture in the classroom. The author has analyzed his 8 year experience in both types of educational activities for undergraduates, graduate students and nurses, as well as other clients at the Osaka University Life Sciences Library, resulting both types of activities work together to form a vital foundation of information literacy since that is what defines library expertise.
- 学術文献普及会の論文
- 2006-12-31
学術文献普及会 | 論文
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