【動脈硬化 どこがnew trendか?】 動脈硬化性疾患の外科治療
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概要
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雑誌掲載版森本典雄 笹嶋唯博下肢動脈閉塞は,骨盤,大腿,下腿型閉塞の複合型が70%を占め,同時に冠動脈疾患を50%,頭蓋内,外頸動脈狭窄病変を25%以上に合併している.このような例の増加は手術術式の低侵襲化が図られる一方,QOLをできるだけ改善する手術が計画されるようになってきた.術前ジピリダモール負荷心筋シンチグラフィと頸動脈系MRAによる術前評価が必須となっている.下肢に加えて冠動脈,頭蓋外頸動脈の3領域病変の合併では手術危険因子が許される範囲では同時再建も行われるが,通常は一期手術として心臓・頸動脈再建,2期的に下肢動脈バイパスが行われる.これら手術により徹底した救肢,救足が達成される一方,バイパスと遊離筋皮弁移植が採用され一層の救足が図られつつある
- 2003-05-00
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