寒冷地でのイチゴ秋どり栽培における栽培方式が収穫時期、収量に及ぼす影響
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概要
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我が国のイチゴ生産では、夏秋期(7〜10月)が端境期となっており、国産の夏秋イチゴの増産が強く求められている。一方、寒冷地では、夜間冷房を行わずに遮光のみを行う短日処理によりイチゴを花芽分化させ、一季成り性品種を9〜11月に収穫することが可能である。この寒冷地でのイチゴ秋どり栽培技術については、多くが土耕での知見を基にしており、近年に増加している高設栽培での知見は少ない。また、山形県が開発した2槽ハンモック方式など、高温期の培地温上昇を抑制できる新たな高設栽培方式が開発されている。これらのことから、寒冷地でのイチゴ秋どり栽培における省力・多収技術の開発を目的として、栽培方式(土耕、高設栽培2種類)が収穫時期、収量等に及ぼす影響を検討した。
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