急速加振を受ける実規模二径間連続桁RC橋脚の動的応答性状
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概要
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衝撃的な載荷重下におけるRC橋脚の動的挙動を把握することを目的として、実規模二径間連続桁橋模型を製作し、その中間橋脚として橋脚試験体を設置して加振実験を行った。試験体は平成8年度と昭和55年度の各道路橋示方書に準拠して3体製作し、動的応答性状に関する評価・検討を行った。その結果、1)昭和55年度の試験体は入力加速度が0.8G程度で段落とし部が損傷して応答倍率が低下した。2)平成8年度の試験体は同条件下では応答倍率の低下はほとんど見られない、などが明らかとなった。
- 日本コンクリート工学会の論文
- 1999-07-00