作業療法士からみた精神障害者の環境変化に伴う主観的健康感についての追跡研究
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概要
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精神障害者グループホームは、1992年に制度化されて以来、街中の普通の生活環境条件における居住地確保を推し進める施策として、文字通り「当たり前の普通の暮らし」を具体化する制度として全国展開してきた。本研究は、精神障害者グループホーム利用者を対象に、入居直後から3ヶ月ごとに、「精神症状の変化や日常生活の自立度および社会参加の状況」を調査した。また、主観的変化については、1ヶ月ごとに「主観的健康感」を調査した。その結果、年末及び春頃には、身体的なフォローアップが必要であり、さらに春頃には対人関係面や自己管理を中心とした支援が必要であると示唆された。
- 2012-03-31
著者
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